・英語絵本読み聞かせ~日本語の絵本との違い
日本語の絵本の読み聞かせでは、「あまり表情をつけすぎると、聞き手の想像が働く余地がなくなるので、読み聞かせでは少し抑え気味の方がよい」といわれます。
しかし英語の絵本読み聞かせでは、内容を伝えるために、読み手は
「表情豊かに」
「身ぶり、手ぶりをたくさん取り入れて」
アラビア語とかタガログ語など、まったく初めての言語でお話を聞く、と想像してみてください!どうやって、お話の内容を想像するでしょうか?
「読み手の表情やジェスチャー」と、「絵」が手がかりですよね。
くりかえし出てくる言葉くらいは、少し記憶に残るかも?そしたら、その絵を指さしてくれたら、意味がわかるかも?
まとめます。
・表情豊かに読む
楽しく、表情豊かに、声色も七変化(?)させて、少しでも内容を伝えるように工夫しましょう。身ぶり手ぶりもできるだけ加えて。
・ゆっくり読む
あせらずゆっくり読みましょう。同じページを何回か繰り返してもかまいません。次のページに行く前と、めくった後に一呼吸おいて、絵をじっくり見せてあげましょう。
・身近な単語が絵にあったら、指さして教えてあげる
お話に出てきた単語が絵の中にあったら、指さしてあげましょう。「あ、わんちゃんだね!」のつもりで、「Dog!」などと指さしてあげるとよいですね。
・しかし、なるべく絵を隠さない
指さしたり、身ぶり手ぶりをしていると、ついつい絵を隠してしまいます。絵を見てもらうのが大切なので、絵を指さしたりする時は、絵から指をはなして絵全体をみせてあげる時間も作りましょう。